マンモグラフィーって痛い?痛みが数日続いたら

「マンモグラフィーの検査は痛い!」とよく言われますね。

その痛さの評判から、マンモグラフィーの検査に行くのを躊躇する人もたくさんいます。

しかし、そのために異常を見逃すようなことがあってはならないので、40代になったら、女性の方は積極的にマンモグラフィーなどの乳房の検査を受けていただきたいですね。

ここでは、マンモグラフィーの検査の痛みについて説明して行きたいと思います。

マンモグラフィーが痛い時 痛みが数日続くのは大丈夫?

マンモグラフィーの検査を受けた後、乳房の痛みが持続するという方が時々います。

かなりの圧力を乳房に掛けて検査しますので、どうしても痛みが後に残る場合があるようです。

大抵は3日~1週間ぐらいで痛みが治まります。

どうしても痛みが気になれば、市販の湿布を貼るのも痛みの軽減になります。

もし、どうしても痛みが取れないという場合は、検査を受けた病院の先生に相談してみてくださいね。

ちなみに私が初めてマンモグラフィーの検査を受けたときは、確かに検査で板で胸を挟まれて痛みはありましたが、幸い、その後、乳房の痛みが持続することはありませんでした。

むしろ困ったのは、検査の2日後ぐらいに全身に筋肉痛が起こったことです。

マンモグラフィー検査の2日後、友達と会う約束をして出かけようとして家の階段を下りたところ、足の筋肉痛が結構ひどかったです。腕も結構な筋肉痛で、まるで全身運動をしたあとのようでした。

よくよく考えてみると、マンモグラフィー検査を受けたのが初めてで緊張していて、検査技師さんの「身体はあっちを向いてください、顔はこちらを向けてください」というような細かい指示を、身体に力を入れながら実行していたのですね…

当然、身体中が筋肉痛に襲われるはずです。

その日にあった友達にマンモグラフィー検査で筋肉痛になった話をすると、彼女から「私はもう何回も受けているから大丈夫! 身体の向け方ももう慣れたよ」という話をされました。

なるほど…慣れなのか。

私も次の回からは身体の力を抜いてリラックスしてマンモグラフィー検査を受けるようにしたら、身体の筋肉痛は起こらなくなりました。

何事も緊張のし過ぎはよくないようです。
検査は、リラックスして受けることが大切ですね。

マンモグラフィーって乳房が小さいと痛いの?

よく、乳房が小さいとマンモグラフィーの検査は痛みが強いと言われますが、実際のところはどうなのでしょうか?

私は乳房が小さい方なのですが、さすがに板に挟まれて圧迫される間はそれなりの痛みはあります。

しかし、挟まれている時間は1回につき10秒ぐらいなので、耐えられないようなものではありませんでした。

それなら、乳房が大きい人は痛くないの?と思うでしょう。

乳房が大きい人も圧迫される痛みがあるので、小さいから痛い、大きいから痛くないといったようなものではないようです。

痛いのを恐れてマンモグラフィーの検査を受けないというのはよくありません。

マンモグラフィーでなければ発見できない石灰化という病変もありますし、特に40歳を過ぎたら積極的にマンモグラフィーの検診に出かけることをお勧めします。

出産経験のある女性でしたら、出産に比べたらまるで何てことのない痛みだと思います。

1回につき10秒ぐらいぎゅーっと挟まれるのを我慢すればいいや、というくらいの感覚ですしね。

毎年胃カメラの検査も受けていますが、体力的にはそちらの方が大変です。
胃カメラはカメラが体内に入るまでちょっと大変ですし、カメラが体内にある間も体力が要ります。

それに比べれば、マンモグラフィーの検査は1回につきたった10秒程度です。

1回の検査で4方向から撮影することが多いので、4回撮影する場合は40秒。それほど長い時間ではないのがお分かりでしょう。

あまり怖がらず、気楽にマンモグラフィーの検査を受けに行きましょうね。

ちょっと挟まれるのを我慢するだけで検査を受けられますし、検査結果に異常がなく安心できれば、それに越したことはないのではないでしょうか。

マンモグラフィーの検査に向いている時期、注意点は?

マンモグラフィー検査を受けるのに向いている時期はいつなのか? これはとても重要なことですね。

できれば検査での乳房の痛みが軽減される方法を取りたいですよね。

ということは乳房が柔らかい時期にマンモグラフィー検査を受けた方が良いということになります。

乳房が張っている時期に受けると、どうしても痛みが増してしまいます。

乳房は、生理後一週間ぐらいの時期が柔らかくなります。

この時期に検査を受けるのが痛みが比較的少ないと思いますので、チャンスです!

逆に、生理のすぐ前の時期だと、女性ホルモンの活動が激しく、乳房が張ったり腫れたりむくんだりするので、この時期にマンモグラフィーの検査を受けると痛みが強くなることがあります。

ですので、生理直前の時期に検査を受けるのは避けた方が良いですね。

ただ、乳房にしこりなどの気になる症状がある時は、時期に関係なく、なるべく早く病院に行って検査を受けてください。

症状が出ているときは、とにかくできるだけ早く検査を受けることが重要なのです。

検査を受ける際は、ネックレスなどの金属類は着けないようにしてください。

また、制汗剤のスプレーなどは、パウダーが写真に写って異常と間違われてしまう場合があります。

検査の日は、制汗剤のスプレーをするのは避けた方が良いでしょう。

そして、特に初めてのマンモグラフィー検査だと緊張すると思いますが、身体に力を入れ過ぎないことも重要です。

身体をリラックスさせると、乳房の痛みも軽減しますし、緊張する事により起こる身体の筋肉痛も起こらずに済むことが多いです。

とにかく、マンモグラフィーの検査を怖がらないでくださいね。

今は、どこの医療機関・検査機関も丁寧で、優しく案内してくださいます。
安心して検査を受けてくださいね。

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