花粉症が原因の頭痛で市販の薬は飲んでも効くのでしょうか。
花粉症は鼻の症状だけでなく、頭痛や咳、肌のかゆみや肌荒れなど色々な症状が表れます。
頭痛薬は、鎮痛成分で痛みの伝達を防いでくれるため、花粉症の頭痛でも効果はあります。
花粉症の頭痛に市販のロキソニンでも効く?
ロキソニンは普段、ロキソニンが効いている方なら、花粉症の頭痛にも効くでしょう。
私は昔から頭痛持ちでロキソニンはあまり効かないので、「バファリンプレミアム」を家に常備しています。
一時的に花粉症の頭痛を抑えたい時にも使っていますよ。
また、頭痛だけでなく鼻水や鼻づまりもひどく、病院に行けない時には「ベンザブロックS」を飲んで一時的に対応しています。
鼻水と頭痛の両方を抑えてくれるので、どうしてもつらくて病院に行けない時には、風邪薬があるととても助かるんです。
風邪薬だけで花粉症シーズンを乗り切れる?
風邪薬や頭痛薬を花粉症の期間中ずっと飲み続ける事はよくありません。
市販薬の長期使用は内蔵にも負担がかかりますし、やはり病院でアレルギー薬を処方して頂くのが一番です。
病院は内耳鼻科だけでなく内科でも、内服薬と点鼻薬、目薬など、症状に合わせて処方してくれますしね。
2月からの花粉症シーズンは耳鼻科も混雑する時期でもあるので、内科でも大丈夫です。
花粉症の薬について
市販の薬や病院の処方薬で、眠気のでにくい内服薬は効果も弱く、人によっては全く効かなかったり、眠気が少ないはずなのに眠くなってしまう事もあるんです。
ですので、まずは1週間分試してみて効果が感じられたら、1ヶ月分処方してもらうと無駄になりません。
点鼻薬も市販のものは副作用も強いため、病院で処方される「ナゾネックス」などが安心です。
ナゾネックスは、すぐに効く方もいらっしゃいますが、数日続ける事で確かな効果が確認できるようになるタイプのものです。
私の場合は、3日も続けると効果を感じられます。
この辺りは個人差があるようですが、市販の点鼻薬の副作用は怖いんですよ。
市販の点鼻薬の副作用
市販のアレルギー用の点鼻薬(スプレー)は、血管収縮剤が入っています。
ナザールやAGノーズなどもそうですね。
これらの点鼻薬は鼻腔血管を収縮させるため鼻づまりに即効性があるんですが、これを連用するとだんだん効かなくなってくるんです。
薬剤性鼻炎といって、血管収縮剤が入った点鼻薬を連用することで、鼻づまりが余計にひどくなってしまうんです。
効かないから、頻繁にスプレーしてしまうようになり、一時的に鼻が通ってもまた、すぐに詰まってしまうんですね。
ですので、これらの点鼻薬は連用しないように注意してください。
そのようになってしまわないためにも、血管収縮剤が入っていない点鼻薬を使用するようにしましょう。
市販のものはほとんどが、この血管収縮剤が入っているんですが、「ザジテンAL鼻炎スプレー」だけは入っていないんです。
ですので、病院に行っている時間がないと言う方は、ザジテンを試してみられるといいかもしれませんね。