ファスナーが閉めたはずなのに、そのすぐ後ろからパカっと開いてきちゃった事、ありませんか?
それがお気に入りの服やバッグだった時には、本当にショックですよね。
うちでも子供のために買ったばかりのリュックのファスナーが、一度使っただけで閉めても開いてしまうようになったんです。
他は全く綺麗で丈夫なリュックなのに、ファスナーがダメになっただけでもう使えないなんて、もったいないなぁと思うんですよね。
でも、使えないならとっておいても仕方ないし、捨てるしかないかと思ったんですが。
ファスナーの修理に出しても直るかわからないし、安いリュックだと新しいものを買った方がいいくらいですしね。
でも、捨てる前に何かできる事はないかと調べてみたら、簡単に直す事ができたんです。
ファスナーが閉めても開いてしまう時の簡単な直し方
ファスナーが壊れたと思って捨てる前に、試してみたら直ってしまった方法なんですが。
ファスナーが閉めたのに閉まらない原因は、ファスナーのつまみがついている元の「スライダー」という金具部分。
この金具の部分の開きが多少大きくなっているようですね。
そこで、直すために必要なものはただひとつ。
ラジオペンチです。
ファスナーを噛み合わせる力がわずかに緩んでしまっているだけで、閉めたはずなのに開いてしまうようになるんです。
ですので、スライダーの部分を少しだけ、ラジオペンチで挟んで締めてあげるだけでいいんです。
こんな感じに、スライダーの円い方ではなくて、まっすぐになっている方の左右(この画像では上下)をそれぞれ締め付けます。
この画像はもう修理してしまったため、ファスナーがちゃんと閉じているのでスライダーを挟めていませんが(^^;
修理前のものはこの画像で言えば、向かって右側も開いちゃっているはずなので、しっかりラジオペンチの先の片側をリュックの内側にも入れてスライダーを挟む事ができますよ。
この際に、あまり強く締め付けすぎるとファスナーが動かなくなってしまうので、少しずつ力を入れて閉まるようになったかを確かめながら行って下さい。
ファスナーの滑りを良くする方法
ファスナーの滑りが悪いと、強くひっぱっていくうちに、またいつかスライダーが緩んできて、閉まらなくなるかもしれません。
スムーズに閉まらないファスナーにイライラしたくもないですよね。
ファスナーの滑りが悪い時には、家庭によくあるもので滑りを良くする事もできますよ。
それは、ロウソクのロウを古い歯ブラシでこすってファスナー部分にこすりつけたり、石鹸でも代用できます。
また、家庭にひとつはあると便利なクレ5-56を綿棒につけてから、綿棒でファスナーに塗る事もできますが、これはちょっと油のニオイがしますね。
時間が経てばニオイはうすれると思いますが。
他には、ファスナー専用のシリコーン系配合の潤滑スプレーもありますし、ファスナー専用ではないですが、同じくシリコーンスプレーの潤滑剤も人気ですね。
まだまだ使えるバッグや服でも、ファスナーが壊れて捨てるしかない・・・なんて事になったら本当にショックなので、ぜひこの方法を参考にされて下さいね!