お家で手作りパンを焼くと、焼き上がる頃には部屋中に
パンのいい香りが漂って、しあわせ~な気分になりますよね^^
とってもいい香り~!・・・と食べてみると、
「 味がない!? 甘みも何もない・・・マズい(T_T) 」
なんて事になる場合もあるんです(><)
そんな自家製の手作りパンの味がしない時の
原因と対策について、書いていきますね。
タップできる目次
手作りパンの味がない時の原因は?
パンの材料の強力粉(中力粉)や塩、砂糖、ドライイースト、
水(牛乳)、バター(オリーブオイル)、スキムミルクなどの
分量は、必ず正確に量りましょう。
もし、分量が正しいのにパンの味がない場合は、
1次発酵、2次発酵で「過発酵」になったと考えられます。
パン生地は発酵した時に、ふっくらと美味しそうに膨らみますが、
この時に膨らみすぎていると過発酵の場合があります。
・発酵時の温度が高い
・発酵時間が長くなってしまった
などの原因があります。
パンの甘みが感じられない時
イースト菌は糖分を使って発酵します。
ですので、イーストの餌とも言える砂糖なんですが、
過発酵してしまうと、その糖分が使われてしまって
甘みがなくなってしまうんです。
パンの塩味が感じられない時
塩味が感じられない時は、塩を少しだけ増やしてみると
いいでしょう。
ただし、塩はイーストの働きを抑えるので、
入れすぎは禁物です。
手作りパンを美味しく作るための対策は?
美味しい手作りパンを作るためのポイントを紹介します。
捏ねすぎに注意
捏ねることで、キメの細かいパンになるんですが、
捏ねすぎると小麦の風味も飛んでしまう事も。
耳たぶのようになってきたら、それ以上捏ねすぎない
ようにしましょう。
塩と砂糖の量について
塩や砂糖の量は、少なくならないようにしましょう。
塩を粗塩などにした場合、小さじ1杯の重さが、
目の細かい塩と比べて少なくなります。
キッチンスケールも使って、正確に量りましょう。
砂糖も、上白糖ときび砂糖、てんさい等などでは、
軽量スプーンでの重さが多少変わりますよ。
また、甘みも優しくなる分、甘みを感じにくいと
感じる場合もあります。
ホームベーカリーで焼いたパンが味がしないなら
ホームベーカリーは、時間や温度の全てが
自動で調整されています。
ですので、ホームベーカリーを使う場合は、
砂糖や塩、バターなどの料を微調整してみてください。
味がしない場合、甘みがないと思われるので、
・少しだけ砂糖や蜂蜜で糖分を増やす
・甘みを増すための塩、またはバターを少し増やす
などの対策ができます。
砂糖や塩の入れすぎは、発酵状態が悪くなるので、
まず10%程度増やして様子をみてみるといいでしょう。